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つづき譲・BLOG


自由・自立・連帯の精神のもと政治の課題等を考えます
by vmn05756
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都築 譲 Profile
昭和25年9月23日生
63歳
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一色中学、刈谷高校、
東京大学卒
- - - - - - - - - - - -
労働省入省、
愛知県庁勤務を経て
参議院議員(1期)、
衆議院議員(2期)
幡豆郡一色町長(2期)
- - - - - - - - - - - -
(財)三河郷友会理事
- - - - - - - - - - - -
健康法 一日一個のリンゴ
身長178.5cm 体重70kg
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連絡所
岡崎市大西町字渕田61-22
西尾市一色町一色上屋敷
267
Eメール:
tsuzuki5055@gmail.com

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靖国問題の誤解②

8月19日(月)
 今日も朝から暑い。体力の損耗を防ぐ、という良い言い訳を真剣に受け止める?!
 閣僚の参拝などで毎年大きく問題になる公人の靖国参拝問題。安倍首相や大臣らの「国のために命をささげた人に・・・尊崇の念をあらわすのは当然」という説明は分かる。中韓も1984年までは異を唱えなかった。  問題は、1978年に故筑波藤麿宮司(一色の前野神社にも筑波宮司揮毫の鎮魂碑がある。)の後を継いだ松平永芳宮司がこっそりとA級戦犯14名を祭神として合祀したことにある。
 「A級」というから戦勝国から押し付けられた印象があるが、数百万人(?)のアジア諸国の犠牲者だけでなく、310万人の日本人戦死・戦没者の悲劇を招いた戦争指導者の責任はどうなるのか。日本で誰が公式に追及し得ただろうか。靖国参拝者の多くは、家族や親族が祀られているからお参りに行くのであって、無謀な戦争の企画と無茶苦茶な作戦の実行を強要し、夫や息子が命を落とす原因を作った軍最高幹部に「尊崇の念」を捧げる人はホントにまれではないか(親や兄弟を殺してくれて有り難うという人がいるのか)、と思う。私は靖国にお参りする時は心の中で「戦争指導者は別ですよ」と念じている。
 閣僚たちに聞いてみるがよい。あなた達は戦争指導者に拝礼しているのか、一般人の犠牲者に拝礼しているのか、と。
 解決の方法は、戦争指導者を分祀すること。神社側は一旦合祀した祭神を分祀(分けて取りだすこと)は出来ないと主張する。宗教は元来虚構が本質だから「ハイ」といえば済むのだが、済まないのだ。
 ただ合祀の経緯をたずねれば、靖国神社に祭られる人は戦後の厚生省援護局に陸海軍から派遣された大佐クラス(課長級)の職員が経歴、戦死状況の確認をし、霊璽簿(れいじぼ)を作成し神社に送付、それを神社側が祭神名簿としてお祭りするとのこと。厚生省からの送付の時の決裁はどのレベルのものであったか調査しなければいけないが、権限踰越(権限を越えていることを勝手にやった)などいずれにしても大臣が送付決定を取り消してしまえば済む話だと私は考えている。
 安倍首相のタカ派の姿勢が目立つが、アジアから列島ごと引っ越して行く算段はできているのだろうか。ドイツ(戦後の西ドイツ)の真摯な反省と忍耐の歴史、そして毅然とする時は毅然とする外交対応を考えてみる必要がある。

by vmn05756 | 2013-08-19 08:06
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