6月2日(土)、まったくとんでもない職員がいるもんだ。愛知県警がハローワーク横浜の非常勤の雇用相談員を求職者の職歴などの個人情報を金銭目当てに情報業者に提供、国家公務員法違反で逮捕したとのニュース。ハローワークの職員はもっと厳しく職業安定法第51条で秘密保持が義務付けられている。何でも金の世の中、なんでこんな職員が採用されていたのか。ハローワーク横浜の所長は「最後は職員の倫理に頼るしかない。」と話したとのこと(6/2付け中日新聞朝刊)だが、こんなことで適正な公務執行、個人情報の保護ができるだろうか。直ちにチェック体制の整備を行い、国民の信頼に応える必要がある。日本の公行政は、「公」と言うだけで信頼されるという甘えがあって、また人間を信用するという体質があって、世の中の変化、残念ながらドギツイ変化、にまったく着いて行けてないように思われる。個々の職員の職務の点検、監視なんて情けない話だけれど、世の中が変わり、人間が変わり、個人情報保護法とか使い勝手の悪い法律は沢山出来るけど、信用は益々がた落ちだよね。