3日(水)、夕方、スロージョギング約20分、涼風が吹くのだが、汗が満ち潮のように滲み出る。体力づくりも大事だが健康を損ねない様にしなくっちゃ、と弁解がましく軽めの運動を心掛けている。
急激な円高が進んでいる。3月11日の大震災後急激な円高が起こったが、阪神淡路の時のように災害復興資金として日本が保有する米ドルを円に換えると見込んだハゲタカのような金融ファンドの仕掛けだと言われた。今回は、ヨーロッパのギリシャ、ポルトガルなどの金融危機、アメリカの債務上限引き上げ問題が相対的に円を押し上げているというのが一般的な説明だ。しかし本当にそうだろうか。いかにも尤もらしい話だが、国際金融の闇は深い。事実として起こるのは、1ドル90円で買ったドルが返してもらう時に1ドル75円になってしまっては15円も損することになる。国富はこうして失われていく。働いても働いても、一層働き続けなくてはならない構造が続いていく。勤労者も大変、失業者も大変、生活格差は開き、国の借金は増え、家庭も疲弊する。嗚呼。