5月1日、快晴、初夏というより真夏の暑さ。暫く前までの寒さが嘘のよう。今日一色町は、明治39年(西暦1906年)に一色町の原型となる合併が行われてちょうど100年である。予算も付いてい
なかったので、急遽手作りの記念行事を関係課が企画してくれた。多謝。一つは名誉町民で彫刻家の山本真輔さんの記念講演、二つは町長室の開放、三つは記録写真のパネル展示、四つは公民館屋上の公開。山本さんの講演には140名余の聴衆が集まり部屋が満杯に。「芸術と子どもの教育」と題して、自分の経験を引き合いに、ユーモア溢れる軽妙な語り口で、①子どもは誉めること、②論理教育(点数化できるもの)と感覚教育、③人間は不平等、しかし不平等=個性、である、④評価基準の多様化=クラスで何か一番になればよい(点数だけではない)、⑤一色が発信する世界に誇れる文化(バラ、カーネーション、ミニトマトなど)、⑥「NEEDSを満たす」から「WANTSを作り出す」へ、などを話され、大変有意義で素晴らしい講演だった。町長室にも来訪者多数、特に東部小五年生の環境勉強グループ一行が来室、町長席に座ったりして、この中から将来の町長が出るかも。公民館の屋上からはさすがに町内一望の絶景である。