12月19日(金)、
一昨日、17日(木)、第一回の一色地区産廃跡地問題地域会議が市役所で開催された。
巨大産廃処理場を建設する動きが、年初に明らかになってから、県などへの要望行動が行われ、ようやく地域住民、産業界、識見者、市行政関係者があつまっての会議である。ぜひ今の三共資源工業が逃亡した後の処理問題だけでなく、超巨大産廃処理場建設を企図する最近の動きに対しても、地域住民の生命、生活、財産、安全安心を守るために、適切な結論を導いて欲しいと願う。
会議の会長は、稲垣隆司元愛知県副知事(元県環境部長)で、三共資源問題についても熟知されているから、この地域の再生のために大いに力を発揮していただきたい。
この日の議論で目立ったのは、市役所側や県側の説明で、産廃特措法の非該当、不法投棄等原状回復支援事業の非該当、県の水質検査では異常ない、などの見解が示され、現実の状況や住民の気持ちとかけ離れているのではないか、と思った。
ぜひこの地域の住民の暮らしや未来に続く産業を守るために、真剣な検討をお願いしたい。
第2回会合は来年2月18日とか。産廃許認可権限を持つ愛知県知事の選挙は終わってしまっているが、争点にはなるのかナ。碧南出身の知事さんで海のことには詳しいと思うのだが。