10月23日(木)、
安倍内閣の大臣辞任劇、背景は前回指摘した通りだったようだが、今朝のニュースでその後の人事に関連して、「イスラム国」の「性奴隷欲しさ」を笑い飛ばせないようなお話。つまり、宮沢新法務大臣の秘書の皆さんが「SMクラブ」でのお遊び代を政治資金で出し、収支報告に載せてていたとのこと。やりたい放題だね。誰が出したお金?国民の税金じゃないかナ。公費も遊興費も区別なしの感覚が、自民党議員や秘書等を支え、国家の財政赤字も関係なし、クソくらえ、の政治が行われているのかナ。笑い事じゃないんだけど。堅いこと言うな、と言われそう。
「道徳」の教科化が議論、というか自民党の方針として、いよいよ実行されそうなニュースが続く。教育長の権限強化など、地方住民の意見を踏まえるための教育委員会制度を骨抜きにして、教育に関する国の支配を強化する自民政権の一連の右傾化路線の具体的な成果にするのだろうか。
戦前の修身教育とどう違うのか。天皇陛下を神とし、国民はその赤子として国家に絶対忠誠を誓わせる道具に使ったのではないか。自由で多種多様な個々人の心のありようを国が指導し、国が善し悪しを評価することが、適切なのか、許されるのか。内心の自由への介入、否定ではないか、と思えてくる。イヤーな世の中が近づいているのか。