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つづき譲・BLOG


自由・自立・連帯の精神のもと政治の課題等を考えます
by vmn05756
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都築 譲 Profile
昭和25年9月23日生
63歳
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一色中学、刈谷高校、
東京大学卒
- - - - - - - - - - - -
労働省入省、
愛知県庁勤務を経て
参議院議員(1期)、
衆議院議員(2期)
幡豆郡一色町長(2期)
- - - - - - - - - - - -
(財)三河郷友会理事
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健康法 一日一個のリンゴ
身長178.5cm 体重70kg
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連絡所
岡崎市大西町字渕田61-22
西尾市一色町一色上屋敷
267
Eメール:
tsuzuki5055@gmail.com

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中国の反日デモ

9月16日(日)、夕方6時、大須賀幸田町長のご尊父のお通夜に参列。合掌
 日本の尖閣諸島国有化に対する中国の反日デモが多くの都市に拡大し、過激化、一部は暴徒化している。世界にも広がりつつある。日本人の安全も、日系企業や商店も襲撃、略奪の対象になり、被害が拡大している。歴史の歯車は回ってしまったと思う。今年は、1972年の日中国交回復から40年、記念すべき年である。ピンポン外交から始まったたどたどしい日中友好は、年月をかけて文化や経済などの交流を拡大し、相互の理解と結びつきはより緊密に、より深化してきたと思っていたのだが、戦争中の屈辱と日本人に対する憎しみと怒りはあっという間に燃え広がってしまった。日本人に危害が及ぶのは全くケシカランと憤りに堪えない状況だ。しかし、この原因は石原東京都知事の尖閣購入方針だったと思う。なぜ東京が日本最南端の尖閣を購入しなければならなかった。それは東京都の方針として議会で決定されたのか。先般の島の調査に都の担当部長が派遣されているが、税金を払っている都民はその職務を了解しているのか。すべて石原知事の個人的な思いからの業務ではないか。かつては「三国人」発言で物議を起こした人だが、地方自治体の首長には外交の権限も能力もない。記者会見で中国の強硬な反応を尋ねられ「俺のものは俺のもの。(船が来たら)体当たりしたらいい」と放言しているぐらいだから、国民に被害が及ぶことも考えていないし、今日の事態への責任も感じていないだろう。1972年の棚上げ、鄧小平の将来世代の知恵への先送り、という了解の下での実効支配だったのだから。政治は、生き物である。時とともに状況は変化する。90年代からの江沢民による反日教育の徹底はこれからも対日観の基調になるし、中国の経済力の急速な拡大と自信の増大、一方で日本の後ろ盾だったアメリカの力の相対的低下、日本の政治・経済の弱体化が背景にあるだろう。中国そのものには自由も民主主義もない、法治の原則も確立しない(愛国無罪なんてもってのほかだ)民度が発展しない共産党国家体制の問題もある。韓国間でも竹島問題が燃え上がった。日本は太平洋戦争でアジア諸国に与えた屈辱と苦労に対する反省について、戦後の東西冷戦のとき自由陣営としてアメリカの後方支援の役割を担い、その分各国、各民族に対する真摯な、十分な反省をし、お付き合いをしてきただろうか、札束で頬を撫でるような外交ではなかったか、と思う。ドイツは近隣国にお詫びに徹し、今はEUの中心にいることもよく考えるべきだと思う。台湾の李登輝元総統の「尖閣は漁業権の問題のみ」という発言は示唆に富むが、今となっては、の感もある。日本は、アジアからアメリカ西海岸に引っ越すこともできないし、戦争もできないし、また絶対やるべきではないし、すぐ燃え上がるアジアの国民感情にも真摯に対応しながら、相互に理解と繁栄が続いていくように努力する外交を展開しなければならない。日本は絶対に孤立してはならない。同様に、中国も孤立させてはならない。南沙・西沙諸島でも傲慢な振る舞いが目立つが、だからこそ諄々とした外交で平和なアジアの発展に貢献すること、それが日本の役割ではないか。

by vmn05756 | 2012-09-17 08:13
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