6月22日(金)、朝刊各紙の報道に思う。政治とは闘争である、自分と仲間と社会全体の生存をかける闘争である。英雄的な悲壮感に浸って仲間の首を敵に差し出して自分の「不朽」となるだろう名誉栄達だけを求める、仲間にも国民にも政治家としての責任を果たしたことにならない。日本政治の悪弊である自民党の利権の政治、官僚主導の無責任な行政を正していく、それが改革の目標であり本体であるが、それはまだまだ長い道のりでもある。一回だけの決断で決着がつくものではない。永続的な改革努力を放棄してはならない。1994年の新進党結成、自由党、そして民主党との合流、様々な批判がぶつけられる中で、耐え難きも耐えて取り組んできた関係者の活動に私も復帰して行きたいと願っている。